塗装店の選び方
塗装を施行する業者は、全国にたくさんあります。
その中には、丁寧な作業で顧客から好評の業者もあれば、後からトラブルが起こりやすい業者などもあります。
そのため、業者選びでは、その塗装店のレベルを十分にチェックした上で慎重に選びたいものです。
塗装店の選び方にはいろいろな方法がありますが、その中でもまずチェックしたいのは、下塗りや養生、補修など塗装以外の部分にも手抜きをせずに、こだわりを持ってきちんと対応してくれるかどうかという点があります。
一般的に外壁の塗装においては、下塗りと中塗り、そして上塗りの3回塗りが基本です。
このうち、コストを低く抑えるために下塗りを省略するような業者は、避けたほうが良いでしょう。
また、塗料が窓や屋根、地面などに垂れ落ちないように養生をするなどの事前処理をせずに、「プロだから大丈夫」と養生無しで塗装作業を始めてしまう業者も、できれば選びたくないものです。
塗装の前に既存の壁表面に対してきちんと補修作業をしてくれるかどうかという点も、大切なチェックポイントとなります。
ヒビや亀裂が入っている部分に対しては、事前に適切な補修作業をする事によって、上から塗装をした場合でも塗りたての状態を長期間維持することができます。
しかし、この補修作業をせずにいきなり塗装に入ってしまうと、塗料の耐用年数を全うしないうちにトラブルが起こってしまうリスクが高くなってしまいます。
丁寧に説明してくれる塗装店がオススメ
塗装店を選ぶ際には、一つ一つの工程に対してきちんと丁寧に説明してくれる業者を選ぶのがおすすめです。
キャンペーン中とか激安という価格面だけでアピールをして客集めをする業者の中には、家主に施工プロセスを十分に説明することなく煩雑な作業をする所もあるので注意しましょう。
また、塗装の見積もりは、塗装面積や使用する塗料などによって変動するだけでなく、既存の壁の状態によっても大きく異なります。
補修作業が必要な個所が多い壁ほど、見積もりは高くなるのが一般的です。
見積作成のために細かい部分をチェックする作業が必要不可欠になるわけですが、実際の壁を見なければ状態を把握することはできません。
そのため、最初に現地に足を運んでくれて、壁の状態をチェックしたり、ダメージについての説明や補修方法についての説明をしてくれるような業者を選ぶのが安心です。
現地に足を運ぶことなく見積もりを出せるような業者は、用心したほうが良いでしょう。