外壁塗装には、実用的な面だけでなく、「どんな色にしようか」と考える楽しさもあります。
今では塗料の種類もいろいろあるため、これまでとはまったく違った色で家全体のイメージを変えたいと思うこともあるでしょう。
ただ、家の外壁ですので、あまり奇を衒った色を選ぶ人は少ないです。
それよりも、シンプル、かつ、開放感があって明るいイメージの白に塗り替えを希望する人が多いでしょう。
白い外壁は汚れやすいというデメリットもありますが、そのデメリットを差し引いても、白に外壁を塗装するメリットは大いにあると言えるでしょう。
汚れの目立たない白の塗料もある
「白い外壁は汚れが目立つのではないか?」ですが、最近は低汚染塗料という汚れに強いタイプの塗料もあります。
塗装業者に相談すると、白のメリット・デメリットを詳しく教えてくれますので、汚れやすいことが心配な方は気軽に相談してみましょう。
外壁を白に塗り替えるメリット
他の色に比べて汚れが目立ちやすいとはいえ、白には多くのメリットがあります。
すべての色の中で明度が最も高いため、外壁を白にすると、光を反射して明るいイメージをもたらします。
また、白には膨張して見える効果があるため、外壁を白にすることで実際より大きな家に見せることも可能です。
どんな色とも合う白
それ単体では主張が少ない白には、どんな色にも会うというメリットがあります。
屋根の色、雨樋やサッシの色などと組み合わせることで、おしゃれな雰囲気を演出してみましょう。
パステルカラーや黒と組み合わせるのがおすすめです。
外壁を白にして、それ以外の部分を黒にすることで、モダンで都会的なイメージになります。
パステルカラーとの組み合わせは、柔らかい可愛らしいイメージを与えるのに効果的です。
ヨーロッパのおしゃれな家のような雰囲気になります。
白塗料の種類
一口に白と言っても、外壁塗装に使う塗料の色にはいくつかの種類があります。
おもに、ナチュラルホワイト系、クールホワイト系、ウォームホワイト系の3つです。
ナチュラルホワイト系はシンプルで他の色とも調和しやすいのが特徴で、クールホワイト系は青みがかった涼しいイメージが特徴です。
ウォームホワイト系とは、温かみのある白で黄色などの暖色系の色とよく合います。
好みのイメージに合わせて適した白の系統を選びましょう。
熱を反射する効果も
外壁を白にすることには、見た目だけでなく、実用的な効果も生まれます。
黒などの濃い色は熱を吸収しやすいことが知られていますが、その逆に、白は光を反射しやすいため、夏でも家の内部の温度を抑えるのに効果的です。