塗装コストはケースバイケース
広い面積の塗装が必要となる施工を業者に依頼する際には、やはり全体でどのぐらいの費用が掛かるのかという点が気になります。
塗装作業にかかるコストには、塗料にかかる費用をはじめとして、人件費、足場代などがかかりますが、実際にどのぐらいのコストがかかるのかについてはケースバイケースです。
同じ住宅の外壁塗装をする場合でも、利用する塗料が異なれば最終的にかかる費用は異なります。
また、同じ塗料を使って外壁の塗装をする場合でも、外壁の面積によって費用は異なりますし、平屋なのか二階建てなのかによっても、必要な足場が変わってくるでしょう。
そのため、業者へ塗装を依頼する際には、かならず見積もりを取り寄せて、一つ一つの項目にいくらかかるのかをチェックすることをおすすめします。
費用の大半を占めるのは塗料と人件費
塗装作業にはいろいろな項目や費用が掛かりますが、その中でも大きな割合を占めるのは、塗料にかかる費用、そして職人さんの人件費です。
塗料にはいろいろな種類があり、リーズナブルだけれど耐久性がイマイチなアクリル塗料から、耐久性に優れていて耐熱効果や光触媒効果なども期待出来る優秀な品質だけれどコスト面が割高な塗料まで、多種多様です。
外壁のように広い面積を塗装する際には、必要となる塗料の量も多くなるため、どの塗料を選ぶかによってかかるコストは大きく変わるのです。
安かろう悪かろうというわけではないものの、塗装に関しては、しっかりした高品質の塗料を使うことによって、耐用性が長くなるため塗り替えの頻度を少なく抑える事ができます。
そのため、価格に見合った仕上がりを期待することができるのです。
人件費に関しては、施工業者によって幅があります。
何人の職人さんが作業をしてくれるのかによっても異なりますし、職人の技術レベルに合わせて人件費が変わる場合もあるでしょう。
足場を外注する場合には別費用がかかる
塗装業者の中には、足場を組む作業を別の業者へ外注するところが少なくありません。
そうした場合、足場工事にかかる費用も、家主が負担することになります。
どのぐらいの足場が必要になるのかによってかかる費用は異なりますが、一般的な住宅の場合だと10万円~20万円程度が相場となります。
単純な面組で足場を組める場合には、足場代は安くなりますし、複雑な形状をしている住宅や屋根にも足場は必要な場合には、足場代は割高になる傾向があります。